公開日:|更新日:
ジュエリーとアクセサリーの違い
基本的なアクセサリーとジュエリーの違いを押さえておく
製造方法の違い
アクセサリーとジュエリーという言葉は混同して使用されることも多いですが、両者は製造方法において違いがあります。指輪を例に挙げると、ジュエリーは「ロストワックス鋳造」と称される石膏の型に地金を溶かして流し込むのに対して、アクセサリーは「ラバーキャスト」という製法でゴムの型に地金を流し込んでいます。アクセサリーはラバーキャストで作った地金にメッキを施した後、スワロフスキーのようなガラスの石を糊付けしてはめ込みます。
意味合いにおける違い
そもそもアクセサリーとジュエリーは似て非なるものであり、それぞれ違う意味を持っています。アクセサリーの定義は「身につける装飾品。ブローチ・ネックレス・イヤリングなど。装身具。」です。一方ジュエリーの定義は「宝石・貴金属類」。アクセサリーがオシャレを目的として身につける物を幅広く指しているのに対して、ジュエリーは宝石や貴金属を使用しているものに限定されていることが分かります。この微妙なニュアンスの違いが、アクセサリーとジュエリーの住み分け方です。
両者は装飾品を指している点においては同じですが、アクセサリーという大枠の中にジュエリーという小分類があるわけです。アクセサリーは使用される素材に制限がないため、宝石を使用した貴金属の指輪もハンドメイドの指輪も含まれます。ですが、ジュエリーの中にはハンドメイドの指輪は含まれません。アクセサリーの中でも、宝石や貴金属を使用しているものを、取り立ててジュエリーと呼ぶことを認識しておきましょう。
ジュエリーに使われる宝石・貴金属
宝石
ジュエリーに使用される宝石にはいくつかの定義があります。宝石とは数ある石の中でも天然石のみを指し、人の手が加えられた石は天然石とは認められません。中でも、美しさや希少性・耐久性において一定の基準を満たすものだけが「宝石」として認められます。さらに希少性が高いほど、宝石の価値も高まるのです。
希少性の高い宝石として有名なのがダイヤモンド・エメラルド・サファイヤ・ルビー。この4つの宝石は「四台宝石」あるいは「貴石」とも呼ばれ、長きに渡り親しまれています。次いで翡翠・パール・サンドライトなども人気の高い宝石です。トパーズやオパール・アクアマリンなどのカラーストーンと呼ばれる宝石もあります。
貴金属
ジュエリー用に使用される貴金属や合金は、一般的に金・銀・プラチナ・パラジウムの4種類です。4種類を使用している場合でも、純度が低すぎるとジュエリーと呼べないケースもあります。日本工業規格(JIS)が定めている区分によると、金の最低品位(純度)は37.5%、銀は80%、プラチナは85%、パラジウムは50%です。
プラチナは特に高い純度が要求されています。指輪やペンダント、ネックレスなどの内側や留め具には刻印があり、貴金属の含有率が分かるようになっています。「k24」「Pt900」などがその例です。ジュエリーの購入を検討する際は、含有率にも注目して選ぶと良いでしょう。
OEMを検討する場合
アクセサリーの中でも、希少価値の高い素材を用いるジュエリー。ジュエリーのOEMを検討している場合は、刻印の有無を確かめてスペック基準が一定以上あるかを確かめることが大切です。純度が高くなるほど美しさのます貴金属ですが、純度が高すぎると強度は落ちてしまい、壊れやすく扱いにくい製品になります。そのため、JISが定める最低ラインの範囲内で、質の良いジュエリーが制作されているかを見極めるのがポイントです。美しさだけでなく、実用を考慮した耐久性にも配慮してOEM会社を検討しましょう。
こだわりたい素材とアイテムで選ぶ!
高品質アクセサリーOEM業者3選
確かな品質のアクセサリーを依頼できるOEM業者を調査しました。公式HPに実績についての記載があり、かつ国内生産をしていて使用素材と対応商品が明確な3社をご紹介します。どのような商品を作ることができるのか、何の素材を使えるかなど、制作に必要な情報をまとめています。
▼横にスクロールできます▼
低価格で高クオリティ
幅広い素材で思い通りの商品を スペース
|
ティアラやブローチ、工芸品など
格調高いジュエリーを生産可能 石友
|
キャラクター商品、婚約指輪など
場面使いのアクセサリーに B.L.S.
(ビーエルエス) |
|
---|---|---|---|
使用できる ベース素材 |
|
|
|
対応商品 |
|
|
|
修理対応 | 〇 | ー | 〇 |
サンプル納品 スピード |
2~4週間 | 3~4週間 | 3~5週間 |
※選定基準:2021年7月16日時点で「アクセサリー OEM」とGoogle検索してヒットしたアクセサリーのOEM業者の公式サイト30社を調査。実績について記載があり、かつ国内で生産を行っている業者の中でも、使用可能な素材と対応可能商品の両方が明確な3社をピックアップしました。