公開日:|更新日:
オリジナルアクセサリーのOEMで「ロストワックス鋳造」が選ばれる理由
自社ブランドの立ち上げやオリジナルのグッズ製作などに関連して、アクセサリーのOEM業者へのニーズが高まっていますが、そのようなOEM業者が採用している伝統的な製造方法に「ロストワックス鋳造」があります。
高品質なアクセサリーの製造や効率的な量産体制を支えるロストワックス鋳造について解説します。
アクセサリー製造の基本「ロストワックス鋳造」とは?
ロストワックス鋳造とはロウソクなどに使用される「ワックス(ろう)」を使って、金属を流し込むための鋳造型(鋳型)を製作する方法です。
硬く変形しにくい金属などと違って、柔らかく掘削性にも優れたワックスは加工が容易な上、熱を加えることで簡単に除去することができます。ロストワックス鋳造ではこのようなワックスの性質を利用して、最初にワックスを使って原型を製作した後、原型をセラミックなどの耐火物で覆ってから熱を加えて、耐火物の内部にあるワックスを除去して鋳造用の型を再現します。
鋳型の原型として使用されるワックスが加熱処理によって除去(ロスト)されるため「ロストワックス鋳造」と呼ばれており、ジュエリー業界やアクセサリー制作の分野でも伝統的に採用されている技術です。
OEM製造にロストワックス鋳造を選ぶ3つのメリット
複雑で繊細なデザインの再現性
ロストワックス鋳造のメリットとして、複雑な形状の立体物でも精密に再現できることが挙げられます。アクセサリーにおいて重要となる細かな意匠や滑らかな曲線といったディテールの再現性が高く、様々なデザインをアクセサリーとして実現する上でロストワックス鋳造は適しています。
ゴム型による安定した量産化
ロストワックス鋳造では原型にワックスを使った型を必要としますが、ワックス型そのものについてもゴム型(シリコン型)を原型として製作できることが特徴です。
ワックス型のベースとなるゴム型を用意できれば、複数の拠点や部門で均一な品質のロストワックス鋳造を再現し、アクセサリーなどを効率的に量産可能となります。
幅広い素材への対応
ロストワックス鋳造ではセラミックなど優れた耐火物で鋳型を製作するため、最終的に流し込める金属の種類も幅広い点がメリットです。真鍮やシルバー、ゴールド、プラチナといったブランドのコンセプトやプロジェクトの内容に合わせて選択肢を拡大できます。
ロストワックス鋳造によるOEM製造の流れ
業者によって違いはあるものの、ロストワックス鋳造を利用したアクセサリーのOEM製造の流れは一般的に以下のようになります。
- ヒアリング・デザインの打合せ
- サンプル確認
- ワックス型(原型)の作成
- 鋳造型(鋳型)の作成・量産
- 鋳物の仕上げ処理(バリ取り・研磨・検品)
- 納品
最初にアクセサリーのデザインなどについて打合せをし、具体的なディテールが決まれば原型の製造に入ります。そしてデザイン案が完成すればサンプルを作成し、問題なければワックス型(原型)を製作します。
原型の完成後、セラミック材などの耐火物を利用して原型から鋳型を量産し、それぞれの鋳型へ目的の溶融金属を流し込んでから冷やし固めて鋳物を取り出し、最終仕上げを行うという流れです。
- アクセサリーOEMの業者探しサイト:ACCEM
- アクセサリーのOEMに関する知識
- OEMによる真珠のアクセサリー
- アクセサリーの小ロットOEM
- アクセサリーOEMの仕様書・スペック
- OEMで作ったアクセサリーの画像一覧
- OEMとODM、どちらを選ぶべき?
- アクセサリーOEMと化粧箱
- ネットでアクセサリー販売をしよう!
- 【カフェ・飲食店向け】オリジナルアクセサリーでブランド体験を拡張するOEM
- アクセサリー製作に関連する資格
- アクセサリーの素材
- シグネットリング(印台リング)の魅力とは
- オリジナルアクセサリーを作成するには
- ファンとの絆を深めるオリジナルアクセサリーOEM
- アクセサリーOEMでオリジナルの刻印を入れる方法
- アクセサリーOEMと材料価格高騰
- 【アパレル・雑貨店向け】
アクセサリーOEMのメリットと成功の秘訣 - アクセサリーOEMの依頼
- 【美容室・サロン向け】
客単価を上げるアクセサリーOEM導入のメリット - 【日本国内】アクセサリーOEMの中心とは
- アクセサリーのOEM製造とデザイン流出について
- アクセサリーのトレンドニュース
- 定番のアクセサリーの種類一覧
- 樹脂アクセサリーの将来性
- OEMによるダイヤモンドのアクセサリー
- ジュエリーとアクセサリーの違い
- アクセサリーOEMにおけるデザイン共有とプロトタイプ作成の流れ
- OEMでアクセサリーブランドを立ち上げるには
公式HPに実績についての記載があり、かつ国内生産をしていて使用素材と対応商品が明確な3社をご紹介します。どのような商品を作ることができるのか、何の素材を使えるかなど、製作に必要な情報をまとめています。
▼横にスクロールできます▼
|
低価格で高クオリティ
幅広い展開を目指す スペース
|
60年積み重ねた製造技術で
こだわりのジュエリーを実現 ダイアート三枝
|
キャラクター商品、婚約指輪など
特別感のある商品を作る B.L.S.
(ビーエルエス) |
|
|---|---|---|---|
![]() 引用元:スペース公式HP
(https://itam.shop/products/susnp-012) |
![]() 引用元:ダイアート三枝公式HP
(https://www.diart.co.jp/oem.html) |
![]() 引用元:B L.S.公式HP
(http://bls-bell.com/) |
|
| 使用できる ベース素材 |
|
|
|
| 対応商品 |
|
|
|
| 修理対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
| サンプル納品 スピード |
2~4週間 | 3~4週間 | 3~5週間 |
| おすすめ理由 |
|
|
|
※選定基準:アクセサリーOEMの発注者が重視する観点をもとに、国内生産かつ対応領域に特色のある3社を選定しています。スペースは低価格で高クオリティ 幅広い展開を目指す層向け、ダイアート三枝はこだわりのジュエリーを実現する層向け、B.L.S.はキャラクター商品や婚約指輪など特別感のある商品を作る層向けとして、それぞれ異なるニーズに対応できる企業を掲載しています。(2026年7月時点)



